スタッフ
自由は不自由
この言葉を聞いてしっくりくる人と
何でって思う人がいるかと思う
制限されているから心地よかったりするんだが
多くの人はそれに気がつかないかもしれない
私たちは法律や制度のなかで生活できているから
何かと守られていて、概ね、、、快適である、笑
ある意味で制限されている不自由な状態の
そのなかで自由を求めているのである
そこに不自由であると思っているひとは少ないし
制限されているとは思っていないだろう
子どもたちの遊びでも
広い空間で自由に何でもやっていいよって言っても
はじめは走り回るかもしれないが
だんだん何をやっていいかわからなくなってつまらなくなる
おもちゃを置いたり遊具を置いたりすると
遊びだすがそれもそれで遊ぶように制限されているのである
意味わかるかな?笑
アフォーダンスの視点でみると
子どもが遊んでいるのではなく
その遊具で子どもを遊ばせているって見方になるだろう
でも、だからこそ楽しく遊べるんだと思う
自由にピアノ弾いていいよって言われて
熟練者はあれやこれやできると思うが
経験が少ないと何を弾いていいかわからないだろう
楽譜や弾き方の本みたいなのを見せてもらうと
それを見ながら引くことができるかもしれない
それを見て弾くように制限されている、不自由になっているが
そうとは感じないんだろう
うまく設計すれば制限されているとか不自由だって感じさせないこともできる
熟練者にとっての自由は本当の自由になるかもしれないが
経験が少ない人にとっては自由は不自由になる
子どもたちは経験が少ない分、何でもしていいよっていう自由は不自由になる
いろいろな経験を重ねて遊び方や考え方が広がって初めて自由がほんとに自由に感じるかもしれない
大人の仕事も制限されて、、、というか役割を持たされて仕事をするから
快適に働くことができるんだろうと思う
何でもやっていいよって言われて働ける人は
いろんな経験をしてきた人だと思う
子どもも大人も
まずは制限したなかで、不自由な中から
経験を重ねながら徐々に制限をとっていきながら
遊びや仕事をデザインしていけるといいんだろうなーと
最近、思うことがあったので書いてみた
前にも同じようなこと書いてた気がする、、笑
思いつきのブログをご愛顧いただきありがとうございます、笑