スタッフ

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無意識

無意識の意識化

 

リハビリでも使ったりする言葉だが

 

考えずにやってることを考えてやることで作業や行動を変容させ、治療にも活用する

 

無意識が悪いわけではなく、無意識で痛みがでたり、悪い習慣が身につくことは防ぎたい

 

人は習慣化した作業や動作は無意識にやったりする

 

それは良い面でもあって

 

何でも意識しながら行動することは

 

注意することが増えてとても疲れる

 

だからあまり意識せずに行動していることって多いと思う

 

行動や動作を修正するとき

 

この無意識にやっていることを改めて意識してもらうことで

 

よい方法での動作が習慣になるように促す

 

ひとつの動作を学習するとき

 

はじめはみんな意識して覚える

 

覚えたら無意識で動けるようになる

 

それを改めて意識してみてもらって悪い動きを改善する

 

動きが改善し痛みがとれたり、悪化を防げたりもする

 

その『気づき』を与えられるかってのが大事だ

 

でも恐怖や痛みっていう感情や感覚は人の潜在的な部分でもあったりして

 

怖くないって思おうと意識しても潜在的に残っていて動作に現れたりする

 

怖がるっていう防衛反応って命を守るうえで大切なこと

 

だからこそ取り除くのは難しい部分

 

時間をかけてデキる、大丈夫って本人が思わなければ取り除けない

 

幼少期であれば他の子どもの行動をみて自分にもできるってことがあったり

 

スモールステップでできていくこともある

 

大人になると改善が難しい場合が多い

 

それはこれまでの経験で自信を失ったり、上手くいかない経験を重ねている場合だ

 

だから子どものころの経験ってとても大事だなと改めて感じる

 

デキた!デキる!っていう自信と経験

 

それを積み重ねて育ててあげられたらいいなーと思う

 

意識→無意識→意識→無意識っていう感じで

 

習慣化して出来るようになったことも、時々は意識して

 

これでいいのか、この方法でいいのか、っていうことをできるといいと思う

 

一人ではできないなら誰かに頼ってみるのもいい

 

常勤のスタッフには今後取り組んでもらうことを伝えた

 

みんな一生懸命聞いてくれて、やろうという姿勢を見せてくれているのは嬉しい

 

初めはある程度の道を示さないと迷ってしまうので

 

こうやって進めてみようと伝えたが、いずれは自分たちで道を切り開いてもらえるように

 

その準備をコツコツとやっていきたいと思う

 

学ぶこと、知識を入れることは

 

それぞれ自分自身のためでもあり、そして利用してくれる方々のためでもある

 

先日に書いたように考えずに頑張ることは怠惰であり

 

思考することを怠らずに一歩ずつ前に進んでいきたい

 

現状維持は衰退であり、それはどの業界でも同じ

 

時代の流れにあわせて変わっていかなければ未来はない

 

私たちの仕事でいうと重度の障がいのある方の支援だからとか、医療的ケアがある方の支援だからとか関係なく

 

安心、安全であることは最低限であり、そこを求めるのでは絶対ダメ

 

最低限のベースがあったうえで、本当の幸せについて考え、求めていく

 

哲学的なところもあるが、考え続けていく必要がある

 

少しでも子どもたちのためになるように自分たちが変わらなければ未来はないし

 

支援をしている意味はない

 

無関心(無意識)にならず、しっかり意識して取り組んでいきたい

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