スタッフ
- なおやT
興味を持った本とか読みやすい本とかって
あっという間に読み終える
今回もAmazonでポチッとして届いてから
2日くらいだったかな
この不便益って言葉を聞いたのもVoicy
前も言ったけど、〇〇しながら聞けるから
時間を無駄に使わなくて情報を収集できる
ぜひご活用ください
さて、不便益とは?
超簡単に言うと、不便であるから得られる利益(有益)のこと
なんぞや?って思いますよね
最近は何でもAI(人工知能)のおかげでワンタッチ、自動化が進んで
車も自動運転になり、電子レンジや洗濯機はワンタッチで調整してやってくれる
何が悪いの?って聞こえてきそう笑
便利であることで、動かなくていい、考えなくていい、
人間は退化していってるようにもみえる
不便から得られる利益はその逆で
自分の身体を動かすことで老化を防ぐことや健康を維持することにも繋がり
自動でやってくれないから、どうやったらいいかを考え頭を使う
人は頭や身体を使うことで発達や成長するし
それが楽しいし、できた達成感を得られる
それをやらせてもらえなくなった時代になってきた
旅行を飛行機で行くのを車で行くことで、通過する地域の文化などに触れることができる
車で行くところを歩いて行ってみることで
通り過ぎるだけで見えなかった地域のお店や人が見えるようになる
登山は不便を楽しむものであって、富士山にエレベーターができたら
達成感や楽しみは得られないと本書にも書かれている
キャンプとか農作物の収穫体験も不便を楽しむものだと思ったし、他にもたくさんありそうだ
本書にもたくさんの不便なことやモノを紹介してあるが
ウォーリーを探せなんかも、本来はわざわざ探さなくてもよいものを探すことを楽しんだり
星野リゾートも山奥だったり船に乗らないといけない場所にあってテレビもなく下手したら携帯も通じない?不便だらけだが、その非日常を楽しむように設計されていたり(まだ行ったことないけど笑)
旅行はトラブルがあったほうが記憶にも残る
ツアーで連れていかれた場所より、自分でめぐっていったほうが
不便だが記憶にものこり楽しみも得られる(それぞれ捉え方もあるかもしれないが)
今やナビがあればどこにでも連れて行ってくれるが
ナビばかり見て風景などは全然記憶に残っていない場合も少なくない
不便だが行ったり来たりしながら自分で地図など開いて周りを見て探すことでその場所が記憶に刻まれる
考えてみたらいろいろある
著者もいわれていたが、便利であることを否定しているわけではなく
不便も大事だが便利も大好きといわれている
バリアフリーは何からフリー?ということも書いてあった
段差をなくしたり、手すりをつけたりすることで
持っていた能力を使わなくなり、体力の低下も招く
まさにその能力にあわせて設計必要があると思ったし
何でもかんでもバリアフリーにすればよいというものではないと感じた
車椅子にとっては、ちょっとした段差も移動を困難にする
少し段差があると段差はなくさないといけないと声が上がりそうだし、
私もそう言うと思う。
でも、ある程度の人通りがあるところなら、誰かに手伝ってもらうよう声をかけることで解決するし
他に解決策はないかと考える
もちろん声をかけるのは面倒だし、誰に声をかけたらいいかわからないし、っていのもあるが
車椅子や障がいの有無にかかわらず本当に困ったときには声を掛けなければいけないし、
大変だが社会で生きるためのスキルと考えると必要だ
コミュニケーションが希薄になった昨今に助ける、助けられるの関係って大事じゃないかな
車椅子でなくても、外出して何か困ったときには誰かにたよらなければならない
車椅子だから少しの段差もないほうがよいと思うか、
何かのときには必要なことだとか自分のためになると思えば多少の不便があったほうがよいとも考えられる
他人に協力してもらうように声をかける、そこでコミュニケーションが生まれる、感謝の気持ちがうまれ、手伝ってくれた人も嬉しいはず。介助してみて車いすでの移動の大変さに一人でも気づいてくれる人がいたら、社会のためになるんじゃないかな
なんかそんなこともあるんじゃないかと一人で考えていると
ほんとにバリアフリーにすることでの不利益(弊害)も少なくないのかなとも思う
環境で人の行動を変える、アフォーダンスの考えも近しいものがありそうだな
障がいは不幸ではないが不便ではあると私も思う
不便益の考え方からも私たちには利益がたくさんあると捉えることもできる
私は娘からたくさんの益(幸せ)をいただいていると思っている
何でもかんでも便利になった。これかもっと便利になっていくであろう日常に
ちょっと不便を取り入れてみてはどうだろう
不便から得られる益(幸せ)は少なくないはずだ
言葉足らずで伝えられていないことも多いので、ぜひ本書を開いてみてほしい
タイトルにもあるように行き詰りを感じている人は尚更
新たな視点や気づき、行動がうまれそうでワクワクする
人は自ら動くことを放棄してはいけない!Let’s Try !! Let’s Challenge !!