スタッフ
私たちは地域の障がいのある方々を支援させてもらっています
特に重症心身障がい児（知的と肢体の重複障がい）や
医療的ケア児などを主な対象とさせてもらっています
当初は子どもだけの支援を行っていましたが、
現在は成人の方の支援も行っています
子どもはいつか大人になります
ニーズの高まりとともに在り方も変わってきます
地域によって事業所の役割も様々だと思います
子どもに関わる職種、専門的に関わる職種でも
様々な場所で働いてもらうことがあります
子どもに関わる職種が成人の支援に関わったり
成人の支援に関わる職種が子どもに関わったりします
子どもについて学んできたからメインは子どもに関わってもらうとしても
大人になった姿を想像できなければ、今、どの様な支援をしなければならないかわからないはずです
違う職種、違う職場から学べること、考えることは多くあると思っています。
私はこれだけしかしない、これだけしかできないと自分の可能性に蓋をしてしまうよりも
多くのものを見て、感じて、それを自分の専門的な視点に加えて活かしてもらうと
より支援に深みが出てくると考えています
若いときはこれが正解だ、これが正義だって思っていたこともあったし
いろいろな考え方があると思いますので、これが正しいというつもりはありません
鹿児島にいるだけより、大阪や東京で過ごすと価値観が変わり、
さらに海外に出ると自分の常識が常識でないことを実感します
思うようにいかないことが多くなり
自分がどう考え工夫しなければならないかを考えさせられます
職種での常識や、職場の常識を超えて
多様な視点で支援を行うためには多くのものを見て感じることが
大事であると考えています
終身雇用の時代は終わり、様々な仕事を経験できる時代です
視野を広げてみたら可能性を広げられるチャンスとめぐりあうかもしれません
深めること、広げること、どちらも大事です
多くのことを経験してきた方なら、その重要性をおわかりいただけるのではないでしょうか
いろいろな経験をされてきた方が支援に関わって頂けることは
子どもたちの可能性を広げ、自分自身の可能性を広げることになります
この様な考え方にご理解をいだける方と一緒に支援を行っていけたらいいなと思っております
ただ、働き方や支援についてもこれで決まりと決めつけているわけではありません
時代の流れや地域の資源、制度の変遷など
様々な状況に応じて考え変化していく用意はあります
一緒に考え、一緒に動いていただける方と『ご縁』があれば嬉しく思います