スタッフ

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- なおやT

生活と専門性

病気や障がいがあると

治療のために

専門の先生にお世話になる

我が家もいろんな先生にお世話になった

少しでも娘のためになれば

できることが増えてほしいと

娘が幼いころはワラにもすがる思いだった

今は自分も支援させてもらう側

いわゆる専門職といわれる職に就いた

それからも子どもたちのことを学ぶために

いろんな専門の先生と関わる機会を頂いた

両方の立場を経験して『今』思うこと

治療がすべてではないということ

やっぱり『生活』がすべてで

生活が安定していて

楽しいことが大事

幼いころは

少しでも他の子と同じ様なことを

できるようになって欲しいと願い

専門の先生にすがる思いでお世話になる

『今』思うと

その子なりでいいんだろうなってこと

その子は発達することを望んでいるのかな?

望んでいるのは親のほうじゃない?

子ども自身は『今』を楽しみたいんじゃない?

できるようになることばかりに着目しがちだが

どこまでできるようにならないと、とか、

周りの子はあんなこともできるのに、と考え始めるときりがなく

苦しくなる

時折、専門の先生と言われる方のなかには

その子どもと家族の生活を知らず、または知ろうとぜす

治療を優先する方がいる

家でもあれしてください、これしてください

親も必要性を感じるから出来るだけやってあげたい

でも

生活のなかで、時間におわれてるなかで

そこまで無理だよ…ってこともあり

次の治療時に

親は出来なかったことに負い目を感じ

先生には責められる

もっとやってください、と。

もっと生活のなかでできることを考えてほいし

その子が、その家族がどんな生活を送ってるか知ってほしい

治療が大事なのはわかるが

それがすべてじゃない

もっと生活のなかで習慣にして楽しみながらできること

一緒に考えて欲しい

病気や障がいをもつ子どもの親は

感じたことある方が多いと思う

障がい児あるあるといってもいいくらいだが

わかっていない専門職の方も少なくないと感じる

当然のことながら

発達はどうでもいいってことじゃなく

とっても大事だけど

歩けるようになったからとか、

あれができるようになったからとか、

そればかりが幸せではないことは

後に気がつくことができる

 

生活に笑顔を広げるために

専門性を活かしてほいし

専門性ばかりを強要しないでほしい

生活があってこその専門性であることを忘れてはいけない

専門性だけでは笑顔は生まれない

すべては子どもとその家族の笑顔のために!

 

子どもと家族に関わる我にも自戒をこめて…

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